阪神・近本光司外野手（２５）が１３日、鳴尾浜で自主トレを行い、矢野燿大監督（５１）が理想とする「２番・近本」構想について、意気込みを語った。

　理想が実現すれば、可能性は広がるばかりだ。「２番・近本」の構想を掲げる矢野監督は相乗効果までにらんだ。

　「２番が決まると１番は楽なんだよな。俺の中では、２番がやっぱり大事だから」

　キーマンに背番号５が収まれば、戦力のフル活用にもつながる。「１番はやれる選手が多いから」とメンバーを見渡した。

　「北條でもいけると思うし、（糸井）嘉男だって。（糸原）健斗だって木浪だって、（植田）海だって入ってくるかもしれんし、いろんな選手が入れるだろうと」

　北條は１０日に自主トレを公開した際に名乗り。糸井は今年７月に３９歳を迎えるが、左足首手術から順調に回復しており、打っても走っても高いパフォーマンスが期待できる。
伸び盛りの若手を含め、２番決定イコール１番争奪戦のゴング。競争激化も大歓迎なら、個々の状態による臨機応変な選択も腕の見せどころだ。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20200114/tig20011405000005-n1.html